ブックエンド

本と本のあいだのあれ

『仝: selected lectures 2009-2014』

GWに濃く読めるものが欲しくて、佐々木中

 

仝: selected lectures 2009-2014 (河出文庫)
 

 自分にとっては十分満足できたけど、あくまで講演録であり生粋のファンからするとどうなんだろうか。

終章の大学と革命に関する話は特に面白く、夢中で読んでしまった。

『絶体絶命でも世界一愛される会社に変える!』

仕事関係の一冊。

絶体絶命でも世界一愛される会社に変える! ―2代目女性社長の号泣戦記

絶体絶命でも世界一愛される会社に変える! ―2代目女性社長の号泣戦記

 

 相当ぶっ飛んでいるお話とは聞いていたけど、期待通りのぶっ飛びぶり。

勇気を持って人にぶつかり、見通しをもって投資に取り組む、その秘訣が気になる今日このごろ。

色々と真似できないけど、産廃業界に日を当てる一冊だと思う。

『黒子の流儀 DeNA 不格好経営の舞台裏』

不格好経営』が面白かったのと、何かの広告で目に入り読んでみた。

黒子の流儀 DeNA 不格好経営の舞台裏

黒子の流儀 DeNA 不格好経営の舞台裏

 

 横浜ベイスターズ買収の話と公取委の立ち入りの話はそれ単体で面白かったけど、正直『不格好経営』に加えて何か真新しい要素が入っているかというとそこまで…。

人柄としての面白さや著者が担ったその役割の大事さなどは感じられたので、今後に大期待しつつ。

『人生ドラクエ化マニュアルー覚醒せよ!人生は命がけのドラゴンクエストー』

最近うっすらとあったゲーミフィケーションへの関心と、花くまゆうさくの絵で手にとってしまった。

人生ドラクエ化マニュアル - 覚醒せよ! 人生は命がけのドラゴンクエストだ! -

人生ドラクエ化マニュアル - 覚醒せよ! 人生は命がけのドラゴンクエストだ! -

 

 正直、もっといい編集できなかったのかな…と。

このテーマで書くにはコンテンツとして工夫がいると思いつつ。

 

個人的には、目標を設定して、実現するための手段を洗い出して、リスクやデメリットを最初化しつつ、着実に行っていく、というのが卒論前後で体験としてあって、それを思い出して、なるほど感はあった。

それが得られただけで良し。

『荒木飛呂彦の漫画術』

知り合いのFacebookの投稿をきっかけに手に取る。

 

荒木飛呂彦の漫画術 (集英社新書)

荒木飛呂彦の漫画術 (集英社新書)

 

 本当に漫画を書きたい人にとっては、かなり良い参考になるのでは、そうでない人にとっても一人の天才の考え方を探るのに面白い本。

後者な立場ではあるけど、登場人物の身上調査書の作成や、最初の1ページをめくらせるための工夫などは読んでてなるほどと。

当たり前だけどジョジョ好きにぜひ。

『イシューからはじめよ 知的生産の「シンプルな本質」』

割りと根強く平積みされている一冊。好みの英治出版ということもあり手をとった。

 

 本当にコンサルタントらしい内容。

具体的なノウハウは仕事の片手で見直すとして、とにかく精度の高い「問いをたてる」というところに全ての課題解決の条件は帰する、という点には強く共感。問いを定義する、かつその問いをたまに見直すくらいして、その力を早いうちに身につけたい。

『アイデアは考えるな』

面白そうな人が書いている本が読みたいと思って手にとった一冊。

 

アイデアは考えるな。

アイデアは考えるな。

 

 つい最近、とある業務を(かなり特殊だったとはいえ)やりたくない仕事だと公言していたことを少しだけ恥じた。やっぱり言っちゃあかんなと。。

具体的なアイデアの生み出し方と言うよりかは、いかに面白おかしく楽しく仕事をするか、そしてそれがどれだけ価値があるかを教えてくれる一冊でした。