『イスラーム国の衝撃』
さすがに教養として時事的な事柄も押さえたいと思い、いくつかあるうちの特にABCで平積みされていた一冊。
基本的なことがよく分かります。
おすすめ。
『ニコニコ哲学 川上量生の胸のうち』
久しぶりの更新。
1ヶ月以上に読み終わってこちらに載せるのをうっかりしていた一冊。
川上さんめっちゃ頭いいんだろうなという印象と、とにかく寝たいという欲求への共感が半端ない。
若くして角川の経営に携わるというのはどんな気持ちなんだろう。
おもしろかった。
『人と企業はどこで間違えるのか?---成功と失敗の本質を探る「10の物語」』
約3週間ぶりの更新。2月頭は忙しかったので仕方ない。
人と企業はどこで間違えるのか?---成功と失敗の本質を探る「10の物語」
- 作者: ジョン・ブルックス,須川綾子
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2014/12/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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中東情勢なども気になりつつ、なんとなくがっつりハウツー本に手も伸ばせず、哲学はいまいち踏み込めず、組織に関するストーリーとして読んでみた。
今年買った中では明らかに一番のボリュームなんだけど、「映画」みたいにスッと読めた。「事実は小説より奇なり」というくらいに企業にまつわる様々な失敗にまつわるストーリーが入っている。
一番恐ろしいのは、ゼネラルエレクトリック社における”コミュニケーション”の話。例えば上司と部下とでは「こんな感じ」のニュアンスが大きく違うなど、多かれ少なかれ全ての組織が抱えるリスクである。単なる意思統一や共通言語の問題というよりも倫理観というような極めて根深い問題だなと。
人のふり見てわが身を直さねば。
『問いかける技術-確かな人間関係と優れた組織をつくる』
最近、人との関わり方や話し方、接し方に思うところがけっこうあったので折を見てまた読み直したい一冊。
謙虚さには3種類ある。―基本的な謙虚さ、任意に示す謙虚さ、今ここで必要な謙虚さ-特に「今ここで必要な謙虚さ」について語られるのですが、本当にそりゃそうだなと。いかに思い込みや我執、相手の上に立ちたいという欲を捨てて、なぜ相手がその様な発言、反応を示すのかまで最大限謙虚に想像する。何となく自分の理想形はそんな感じ。
難しい。
難しいゆえに、訓練に訓練。そして重要な時にこそ試す勇気を持ちたい。
『憲法主義』
さる方のFacebookシェアで知った一冊。特定秘密保護法や国民年金の話から、憲法や法律のことについて、若者中心に勉強し合える仕組みを作れないかな…と思いながら、何年も経ってしまった。
さすがにデフォルメされた部分はあるだろうけど、全くの素人が憲法を考える入門書にはとっておきかもしれない。「憲法は国家権力を縛るもの。法律は国民、そこにいる人々を縛るもの」という基本的な部分すらよく分かっていなかった自分。
これまで日本国憲法が改正されることはなく、ゆえに硬性憲法であったが、これから先どうなるのだろうか。とにかく勉強しないとみすみすチャンスを奪われるのが恐ろしい。
この本を中心に有志によるゼミでもやりたい心地。