『生産性-マッキンゼーが組織と人材に求め続けるもの-』
前著『採用基準』が個人的には結構ツボでお気に入りだったことから、期待もあって読み始め。途中で一度中断しちゃったけど、再開したらすんなりとまた読めた。
前半はまさしく、「生産性」とは何たるか、というお話。基本概念として、
アプローチ1:改善による投入資源の削減
アプローチ2:革新による投入資源の削減
アプローチ3:改善による付加価値額の増加
アプローチ4:革新による付加価値額の増加
を押さえる。
そして、そこから後半は前著同様に人事・人材マネジメントの話へと変わっていく。それも組織論から入って 、管理職の役割、具体的なノウハウと展開のレベルが簡潔で分かりやすい。
今後に向けて、当たり前だけど、アウトプットイメージからのブランク資料を作ってっていう展開はクセづけたいところ。あと、会議の獲得目標を明確にして、資料を読むのは極力減らすというのも習慣化していく。この中で、研修機会としてのロールプレイが紹介されているけど、苦手意識が強く、なんだかなぁと。。。