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ブックエンド

本と本のあいだのあれ

『ロレンスがいたアラビア(上・下)』

ABCをふらふら歩いていた時に、分厚い上下と魅力的なタイトルに惹かれて手に取る。

読了した後に、映画「アラビアのロレンス」も見たけれども、名作の名にふさわしく面白く、そして壮大な世界観。

ロレンスがいたアラビア(上)

ロレンスがいたアラビア(上)

 
ロレンスがいたアラビア(下)

ロレンスがいたアラビア(下)

 

IS(イスラム国)の暴挙の背景には、「サイクス・ピコ協定」があり、その裏にはロレンスがいた--ということまでは、歴史として知っていた。イギリスのスパイとして、アラブ騒乱を煽動したということは事実そのものではあるが、2つの国に立つ、ということがどれだけの苦難を彼に強いたのだろうか。また、仕事をする上では多かれ少なかれ、自分が属する組織と顧客の間に板挟みになることもある。その時に、何に対して忠誠であるべきか、非常に興味深い足跡がここにある。