『ミライの授業』
本から離れていたわけではないけど、ちょっとご無沙汰。
瀧本さんと言えば、『僕は君たちに武器を配りたい』『君に友達はいらない』といったような戦略のプロ、ロジカルシンキングの鬼のような勝手のイメージを持っていたけど、本書は14歳に向けた特別講義の記録。
歴史に名を残した人も、いわゆるエリート街道まっしぐらの人ばかりではなく、当時いかに常識から離れていたか、もしくは評価されていなかったかを絡めながら、ミライの作り方を教えてくれる。
アラン・ケイが残した「未来を予測する最善の方法は、それを発明することだ。」という言葉がそのとおりだと思いつつ、14歳前後の子が自由に何かに一生懸命になれる社会に近づけないといけないと思うなど。