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本と本のあいだのあれ

『絶滅企業に学べ!今はなき人気企業に学ぶ10の「勝因」と「敗因」』

やはり読みやすい。

広義の「失敗学」の話だけど、実際に一世を風靡した企業をケースにしているので、読みやすいなと。

 

絶滅企業に学べ!   今はなき人気企業に学ぶ10の「勝因」と「敗因」

絶滅企業に学べ! 今はなき人気企業に学ぶ10の「勝因」と「敗因」

 

 ただ、一つ気になったのはどこかであった「しかし、体質は変わらなかった。」というテキスト。もちろん内容としては理解できるのだけど、そのように評価されるのと「しかし、伝統を守った。」とでは、その違いは単純な結果論に思えてしまう。

 

結果論にさせないためには、イエスマンに囲まれない環境で、伝統を守り続けることに尽きる、のかなぁとかもやもや。