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ブックエンド

本と本のあいだのあれ

『式の前日』穂積

元々ヴィレヴァンにあった『喰う寝るふたり住むふたり』を買おうか買うまいかえらく悩んでいた時に隣に置いてあった一冊。ほんわかしたマンガに手を出したいと思いつつ、正直巻数が増えてもアレだな…と思いつつ、悩んだ挙句読み切りに手を出してしまったというオチ。「このマンガがすごい!2013オンナ編第2位」に惹かれてしまったのはあるけれども。

 

式の前日 (フラワーコミックス)

式の前日 (フラワーコミックス)

 

帰りの電車で読んで、「やられた!」と思いましたね、まず。東野圭吾を読んでるかのような裏切られた感があったり、BUMP OF CHICKENの『K』をPVで見るようなストーリーを感じました。とても好きです。

 

背表紙より

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”ふたりきり”ー。それは、この世でもっとも切なく、もっとも尊い宝物。

表題作[式の前日]ほか5編を収録した、珠玉の”泣ける”読み切り短編集。叙情と憧憬を鮮やかに紡ぐ俊英、ここにデビュー!

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と。恥ずかしながら読んでから、”ふたりきり”に気付いたわけですが。どことなく厭世的な男性と、素直じゃないところ含めて可愛らしい女性の描き方と、それぞれにドキッとさせる仕掛けがいいね。